室内の物干しに役立つ「ホスクリーン」で雨の日の洗濯、花粉の時期も快適に!
青空の下で洗濯物を乾かすのはとても気持ちいいですね。しかし雨の日や連日花粉が飛散する時期、PM2.5や黄砂といった有害物質が飛散する日など、戸外に洗濯物を干すのをためらう場合も少なくありません。
そんな時、室内でも洗濯物が干せるようにしておくととても便利です。
そこで今回は、雨の日や花粉シーズンでも洗濯物を快適に干せる方法とおすすめの商品をご紹介します。
雨の日や花粉シーズンの洗濯物、どうやって干している?
毎日行う洗濯は、洗うだけでなく干してすっきりと乾燥させるところまでがひとつの作業です。しかし雨の日や花粉シーズンに洗濯物を干すのに工夫している人は多いようです。
雨の日の洗濯物を乾かすために、どんな方法で洗濯物を干しているのかをまず見てみましょう。
Q. 雨の日に洗濯もの、あなたはどうしていますか?【全回答者 1,170人】(複数回答)
- 室内(乾燥機つきバスルームを含む)に干す:79%
- 雨のかからないベランダ、軒下などに干す:29%
- 衣類乾燥機を使う:23%
- コインランドリーの乾燥機を使う:5%
- その他:3%
- 雨の日に洗濯はしない6%
断トツの1位は室内干し。浴室換気乾燥機がついた浴室があればそこに干すというケースもありますが、ほとんどは室内でハンガーを使って干しています。
では、室内干しをどんな時に行っているのかについても見てみましょう。
Q. 雨の日に限らず、お宅では洗濯ものを室内に干す(部屋干しする)ことがありますか?【全回答者 1,170人】
- よくある:32%
- ときどきある:25%
- たまにある:23%
- ほとんどない:20%
「よくある」「ときどきある」を合わせると50%を超えています。「たまにある」という回答まで含めると80%ですから、雨の日に限らず日常的に室内干しをする人は多いようですね。
室内干しを日常的に行う理由としては、
- 実際には共働きで洗濯物を取り込みたい時間には帰宅できない
- 晴れていても花粉やPM2.5などを洗った洗濯物に付けたくない
- 他人に干している洗濯物を見られたくない
などが挙げられます。
(※)引用元:ベビカム
https://www.babycome.ne.jp/online/research/detail.php?vol=89
雨の日花粉シーズンの洗濯物を上手に干すには?
雨が降ったり花粉が飛んだりといった天候の事情によって、また生活スタイルや防犯を考慮して、最近増えてきている室内干し。とはいえ実はデメリットもあります。
室内用の物干しが場所をとる
床に置くタイプの室内用物干しにはピンチが付いたタイプやバスタオルなどの大きな洗濯物を掛けられるタイプなど、さまざまな種類があります。どのタイプにも共通するのは物干し自体が大きく場所を取ること。意外と広いスペースが必要ですから、置く場所によっては邪魔だと感じることも多いでしょう。
物干しを置く場所がない
そもそも室内用物干しを置くためのスペースがとれないという場合もあります。乾かすことを考えるとエアコンや窓のそばに置けるのがベストですが、その場所に家具などがあれば置けませんし、通路に置くと過ごしにくくなってしまいます。
物干しを出し入れする手間がかかる
室内用物干しを置ける場所があって使えたとしても、ずっと置きっぱなしというわけにはいきません。使う時に出してきて、使った後にしまうという作業が発生します。洗濯以外の家事にも追われる日々の中では、こうしたちょっとした作業が意外に面倒ですよね。
室内干しのこうしたデメリットを解消できる方法のひとつが、設備として天井に物干しを設置するという方法です。
特におすすめなのが「ホスクリーン」という商品。上記のようなデメリットをカバーできる上に、室内の状況や生活スタイルによって種類を選ぶことができます。
室内物干し「ホスクリーン」とは?
「ホスクリーン」とは、室内の天井に金具や本体を設置して使用する室内用の物干しです。リフォームでも天井下地の位置を確認して取り付けることができます。
「ホスクリーン」のメリットは何といってもすっきりと使えること。
一般的な「ホスクリーン」は天井に設置した2つの金具にポールをはめこみ、ポールの先端についた輪っか部分に物干し竿を通して使います。ポールの長さは3段階調節タイプなので、干す洗濯物の長さや使う人の身長に合わせて伸縮できます。
使う時だけポールをはめこんで、使い終わったらポールを外すだけ。棒状のポール2本を収納するだけですから手間がかからず、収納スペースも少なくてすみます。
一般的な「ホスクリーン」が取り外しタイプなのに対して、手動で昇降させるタイプもあります。ひもや操作棒を使って物干し竿を昇降させます。物干し竿は使わない時は天井に収納しますから、見た目もすっきりしていますしポールを片づける手間も不要です。
床置きタイプの室内用物干しを置く場所がない、置けるけれど邪魔になるといった場合は昇降タイプの「ホスクリーン」がおすすめです。
「ホスクリーン」を設置する時に注意することは?
「ホスクリーン」は使用時にかかる荷重の負担が大きいので、天井下地がある位置にビスを打つ必要があります。設置位置に制限が出る可能性がある点はあらかじめ頭に入れておきましょう。
また設置位置を決める際は、使いやすさもよく考えましょう。
空気の流れをスムーズに通すために、「ホスクリーン」に下げたハンガーと壁との距離は最低50cm取りましょう。洗面室に設置するなら洗濯機や洗面台と重ならないか、寝室や個室に設置するならクローゼットやデスクを使う時に洗濯物が邪魔にならないかといった点もチェックを忘れずに。
雨の日や花粉シーズンでも気にせず室内で洗濯物を乾かせたら、日々がより快適に過ごせそうですね。リフォームで「ホスクリーン」を設置するのは比較的簡単にできます。洗濯物をどう室内で干そうか悩んでいるなら、一度設置を検討してみてはいかがでしょうか。