カンタン便利な水栓!混合水栓の取付けとエコ水洗

カンタン便利な水栓!混合水栓の取付けとエコ水洗

家族全員で毎日使う水まわり、特にキッチンは住まいの中でも老朽化が早い箇所です。また、調理という作業を行う場所ですから使いやすさもポイントの一つですね。

キッチンの使い勝手を左右する要素の一つとして、意外に見落としがちなのが水栓です。今使っている水栓よりも機能性があるタイプに交換するだけで、調理の流れがスムーズになります。
今回は混合水栓に交換するメリットやおすすめのタイプ、取り付けにあたっての注意点などについてお伝えしていきます。

よくある水まわりのトラブルやお悩みとは?

水まわりのトラブルとしてはいろいろありますが、もっとも多いのは水栓部分からの水漏れです。水栓本体や部品の劣化が原因になることが多く、築年数が経つほどこうしたトラブルは起こりやすくなります。

リフォームを検討するきっかけとして1位に挙がるのは設備の老朽化で、実にリフォーム経験者の約6割にのぼります。

Q. リフォーム検討のきっかけは何ですか?

  • 設備の老朽化:64%
  • 外観が悪くなった:5%
  • 親戚・友人などの家を見て:4%
  • 気分を変えたくなった:3%
  • リフォームをした人の話を聞いて:3%
  • その他:21%

(※)引用元:一般社団法人 住生活リフォーム推進協会
https://horp.jp/inquiry/2017/05/post-1.html

リフォーム範囲の広さには個人差がありますが、ひとまず使い勝手が悪くなった設備機器を交換するというリフォームとしては、水栓の交換は常に上位にランクインします。
特に水漏れが起きていれば早急に対処しなければいけませんし、水漏れが起きていなくても効率性や快適性を高めるために水栓の交換はとても有効な方法と言えるでしょう。

混合水栓を取り付けるメリットとは?

水栓の交換を行う場合、混合水栓を選ぶのがおすすめです。
混合水栓とは、お湯と水を調整してひとつの吐水口から出すタイプの水栓です。

混合水栓には主に2つのタイプがあります。
ひとつはお湯と水とでバブルが分かれていて、それぞれをひねって湯温を調整するツーバルブタイプ、もうひとつは1本のレバーを操作して湯温を調整するシングルレバータイプです。

浴室用のシングルレバータイプの中では、出したい湯温をダイヤル設定しておくことで、いつでも同じ温度のお湯が出せるサーモスタット機能が付いているタイプが、最近の主流となっています。

こうした混合水栓を取り付けるメリットは何といっても操作が簡単なこと。
特にシングルレバータイプはひとつのレバー操作で水やお湯の量と温度を設定できる手軽さがあります。キッチンでの調理中や洗面所での洗顔などで、量や温度を即座に調整できるというのはとても便利ですよね。

また作業内容によって水やお湯の使用量を微調整できますから、水道代やガス代などのコストカットにもつながります。商品の種類が多いため本体価格も幅広く、予算に合わせて選びやすいのもメリットと言えるでしょう。
さらにデザインも豊富ですから、好みに合わせて選べるのも嬉しいポイントです。

エコ水栓ってどんな商品なの?

シングルレバー水栓の種類のひとつであるエコ水栓は、最近需要が高まってきている水栓です。
従来のシングルレバー混合水栓との違いは、水とお湯とをはっきり使い分けできるという点です。

従来のシングルレバー水栓は、シングルレバーの調整範囲の中で、水とお湯とが混じった状態で吐水される範囲がとても広いです。軽く食器をすすいだりしゃもじを濡らしたり、花瓶の水を入れ替えたりといった作業は水のみで十分ですが、少しでもお湯の側にレバーが寄せられていると給湯器が作動してお湯が混じってしまうことになります。

エコ水栓はこうした無駄を防ぐために、水とお湯との境が分かりやすいよう「カチッ」というクリック感を出して使い分けを可能にした商品です。水だけで対応できる作業の際に給湯器が作動しないため、ガス代が抑えられますしガスの燃焼にかかるCO2の発生も減らすことができます。
家計にも環境にもやさしい水栓というわけですね。

水栓自体の機能は従来のシングルレバー混合水栓と大きくは変わりません。整流やシャワーなど吐水方法を切り替えできるタイプやハンドシャワーとして先端を引き出せるタイプ、浄水機能が付いていてカートリッジが内蔵されているタイプなどさまざまです。
エコ機能に加えてこうした本体の機能もあわせて検討して、使い勝手のいいタイプのエコ水栓を選ぶことをおすすめします。

エコ水栓の取り付け時の注意点は?

エコ水栓に限らず水栓を交換する場合、既存の水栓がどのようなタイプなのかを必ず確認しましょう。壁付けなのか台付けなのかといった設置位置や開口穴の数に合わせて新しい水栓を選ばないと、既存の水栓が設置されていた穴を使った交換ができないからです。
もし違うタイプのエコ水栓がどうしてもいい場合は、配管を接続する穴部分からリフォームすることになるので、水栓の交換だけでは対応できませんから、注意が必要です。

できるだけ予算を抑えながらエコ水栓に交換したいのであれば、既存の水栓の設置位置や開口穴の数に合う商品を選びましょう。

効率的な操作ができる上に光熱費ダウンという嬉しい付加価値が得られるエコ水栓。より快適に使えるよう、施工業者とよく相談しながら選んでくださいね。

蛇口の水漏れや温水洗浄便座、ビルトインコンロ、給湯器、エアコンなど、住宅設備の取付・交換はロイサポートにおまかせください。ロイヤルホームセンターの専任スタッフによる「安心・短時間・高品質」のプチリフォーム!

現場調査・お見積りは無料です。

ロイサポートについて詳細はこちら>>

現場調査、お見積、出張料無料