リフォームで変わるクッキング!~コンロで「したい」は、どの「したい」?レンジフードの決め手はお手入れのしやすさ~

リフォームで変わるクッキング!~コンロで「したい」は、どの「したい」?レンジフードの決め手はお手入れのしやすさ~

お料理が大好きな人や定期的にホームパーティーをする人は、キッチンの機能については人一倍こだわりたい要素ですね。最近のコンロやレンジフードは料理がますます楽しくなるようないろんな機能がついています。改築やリフォームでキッチンを新しくしようと考えているなら、コンロやレンジフードの機種についていろいろ知りたいところでしょう。

そこで今回は、最新機種のコンロやレンジフードに換えた場合のメリットや新しく試してみたい機能に注目してみました。

最新機種のコンロには使ってみたい機能がたくさん!

コンロというと煮物や炒め物、魚を焼くといったオーソドックスなメニューを調理する機器というイメージをもつ人は多いのではないでしょうか。高機能の電子レンジが普及してきたこともあり、複雑なメニューはコンロではなくレンジでつくるという流れも一時期ありました。

しかし実は最近のコンロには、お料理をするのが楽しくなるようなさまざまな機能がたくさん搭載されています。最新のガスコンロにはクッキングが楽しくなるようなすぐれた機能がいろいろ搭載されていますので、そのいくつかを見てみましょう。

ダッチオーブンを使いたい!

熱をじっくりと伝えることで食材がもつ本来の味をそのまま楽しめる形で調理できるダッチオーブン機能は、お料理好きにはたまらない機能です。
以前はビルトインレンジに搭載されているのが一般的でしたが、最近はガスコンロ本体のグリル部分に搭載されるようになりリフォームによって簡単に導入できるようになりました。野菜だけでなく、パエリアやピザといったメニューもお手のもの。

グリルを自動できれいにしたい!

グリルで魚を焼くのはいいとして、面倒なのは調理後のお手入れですね。魚の脂やにおいがなかなかとれないと別のメニューで使うことが難しくなり、グリルで調理すること自体が億劫になりがちです。

グリル内部をフッ素コーティングにすることで掃除をしやすくすると同時に、セルフクリーニングによってにおい成分を分解し脱臭する機能が搭載されています。使うたびにしっかりきれいになるなら、グリルで積極的にいろんな料理に挑戦したくなりますね。

とろ火で煮物をつくりたい!

とろ火でことこと煮たくても、設定された火力調整範囲では対応できずに焦がしてしまうということはよくありますね。

最新のガスコンロにはとろ火機能が搭載されています。食材を焦がすことなくじっくりと煮物料理をつくることができるためレシピのバリエーションが増えるはず。

グリルでいろんな料理をつくりたい!

グリルは魚を焼く時しか使わないという人にぜひおすすめしたいのがこの機能。グラタンやトーストなどさまざまなメニューを自動設定で調理することができます。

火力調整や加熱時間をセンサーで管理しますからちょうどいい具合にできあがると高い評価を得ています。いろんなメニューに挑戦したいというお料理好きにはたまらない機能ですね。

最新機種のレンジフードはお手入れがさらに簡単に!

料理を楽しむには、調理中に出てくるにおいをしっかり吸い上げてくれるレンジフードの存在も不可欠ですね。特に最近増えてきているオープンキッチンやアイランドキッチンといったレイアウトのキッチンだと、リビングダイニングとキッチンとがつながった空間になっているため、しっかりかつ静かな運転音で換気してくれるレンジフードを選びたいものです。

今もっとも人気があるのはコンロ連動型のレンジフード。
コンロの動作と連動していて、コンロの点火や消火に連動して自動運転します。コンロを使うたびにスイッチを押して、使い終わったらまたスイッチを押すという手間が一切いりません。消し忘れも当然ありませんから、電気代の節約にもなりますね。

何より調理中ずっとパワフルににおいを吸い取ってくれるとリビングダイニングへにおいが流れていきにくいので、においを気にすることなくクッキングを楽しめますね。

また、加熱調理中に出る煙にはたくさんの油が含まれています。コンロは炎を出して加熱しますが、その際に起こる気流に乗ってコンロまわりに油が飛び散りやすいのです。つまりレンジフードの換気能力が低いとコンロまわりの汚れもひどくなるというわけです。

最新機種のレンジフードには、ファンの前面に高速回転するディスクを内蔵してあるタイプがあります。高速回転により強い吸引力を発生すると同時にディスクが起こす遠心力によって油が分解され、レンジ内部ではなく縁部分にあるオイルガードにたまっていきます。この機能によってレンジフード内部の汚れが大幅に少なくなり、内部やファンのお掃除は基本的にいりません。

お手入れするのはフィルター部分とオイルガードだけなので、定期的に掃除しやすいのは大きなメリットですね。たくさん料理してもレンジフードが汚れないとなるとますますキッチンに立つのが楽しくなるはずです。

また従来のレンジフードよりもコンパクトなサイズになったスリムタイプも登場してきています。デザイン性が高く、キッチンをよりスタイリッシュに見せてくれるタイプとして人気が高まってきています。

ますます進化し続けているコンロやレンジフードをリフォームに合わせて導入することで、機能性の面でもデザイン性の面でもより理想に近いキッチンを作ることが可能です。クッキングを思う存分楽しめる素敵なキッチンをぜひリフォームで手に入れてくださいね。

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