ロイヤルホームセンター松戸店で部門長(現:越谷店
副店長)として、「エンジョイ部門」を任されています。同部門ではカー用品・レジャー用品から、文具、自転車、ペット(犬・猫・魚・小動物)およびその他というように非常に幅広い商品を扱っています。この仕事は想像以上に「クリエイティブ」。一つひとつの売場を“演出”し、お客様に見ていただいて、買っていただくには、それこそ創造力が不可欠です。商品部から基本的な売り方の提案はありますが、それをそのまま実施するのは面白くない。自分なりに売場を工夫して創ってみたいと思うんです。もちろん店長の許可は必要です。そのうえで部門長としての力量を発揮するのが、この仕事の醍醐味です。
売場、売上、在庫、従業員と部門に関わることすべてにわたって任されているのが、私たち部門長。品揃えからはじまって、具体的なディスプレイ、販売担当のシフト&ローテーション、在庫状況の把握にいたるまで考え、売場を創っていくことは、本当にやりがいがあります。私の売場づくりのポリシーは「商品に触って・試して・納得」してお客様に買っていただくことです。私自身がそうしたいと常々思っていることでもあります。
私は学生時代にロイヤルホームセンターでアルバイトをしており、その経験がいまの人生を決めることになりました。大学では電気関係の勉強をしていたので、将来は技術者になるのかなと漠然と考えていました。ところが、ロイヤルホームセンターでアルバイトをして、ホームセンターで働く面白さ、接客業の楽しさに目覚めたんです。就職活動の時、何を仕事にしたら楽しいのか、長く働くにはどんな仕事がいいのかと改めて思いを巡らしました。そして、アルバイトがこれだけ楽しかったんだから自分はきっと接客業に向いているだろうと考え、進路を決めました。
そんな私に入社早々、強烈な印象を与えたのが小山店への配属でした。3ヶ月の新入社員研修を終えたばかりの新人の時です。同店は本館・資材館・ペットサイクル館で構成されていて、いきなりペットサイクル館の責任者を命じられました。入社1年目で部門長と同じ仕事をやることになり、最初は驚きましたが「それだけ自分は期待されているんだ!」と意気込み、それこそ夢中で仕事に打ち込んだことを今でも鮮明に覚えています。いまこうして松戸店の部門長(現:越谷店
副店長)として仕事ができているのも、小山店での経験があったからだと思っています。
現在は、ほとんどのモノがインターネットで手に入る時代です。直接店に足を運ばなくても、パソコンやスマホで簡単に商品が購入できる。便利なのは紛れもない事実ですが、買い物の楽しみは、やっぱり実際に品物を手にして感じて決断するところにあるのではないでしょうか。そんなリアルな買い物を思う存分楽しめる店舗をとことん追求し、実現してみたいと思っています。地域の人々の暮らしや経済活動に欠かせないロイヤルホームセンターを創りたい。お客様から「この店に来てよかった」「すごい品揃えですね」と言われたい。好感度の高い、地域の人々に親しまれ信頼されるロイヤルホームセンターにしたい。そして、地域に貢献して会社に貢献することが、私の夢であり一番大きな目標です。