現在は南千住店でハード部門のリーダー(現:藤沢並木台店 リーダー)として頑張っています。担当部門の売場づくりと売上の管理、商品の発注と在庫確認、接客、リビングスタッフさんへの指導・育成など、さまざまな業務を担っています。売場づくりというのは商品の陳列の仕方やディスプレイなどを考案すること。基本的な方針や枠はありますが自由にできる範囲がかなり多く、自分の発想やアイデアで工夫できるのでやりがいがあります。お客様の反応が明白に感じられた時はおもわず「やった!」という気持ちになりますね。そのうえ狙い通りに商品の売れ行きが好調だった場合はなおさらです。
商品の見せ方だけでなくお客様とのコミュニケーションの仕方にも創意工夫が必要です。特に商品の特徴を説明する時は、丁寧に分かりやすく伝えるように心掛けています。ロイヤルホームセンターでは非常に多くの商品がラインナップされていますので、それぞれの特徴やアピールポイントを覚えるのは大変です。しかし「一日一つの知識をつけろ」という尊敬する先輩のアドバイスを実行して、お客様と毎日笑顔で接しています。
最近ではこんなエピソードがありました。年末が近付くとハード部門では清掃関連の商品がよく売れます。ある日、電動クリーナーを探しているお客様がいらしたので、自分なりに一生懸命商品をご紹介しました。他のスタッフにも同様の質問をされたようですが、今一つ納得できていないご様子でした。そんな中、私の熱意が通じたのか「分かった。これにするよ」と仰っていただいたんです。後日、そのお客様から「きみに聞いてよかった!」と笑顔で言われた時は本当に嬉しかったですね。「一日一つの知識」を実践したかいがありました。努力は報われることを実感できたことと、接客の面白さを体験できた忘れられない出来事です。
入社2年目の若手ですが、もうすでに部下がいます。私が学んだ接客の面白さを伝えるために、何かの作業を指示する場合はまず自分でその作業をやってみるようにしています。この作業にどれだけの時間がかかるのか、扱う商品の重さは何キロあるのか、まずは自分でやってみてから、部下に具体的に分かりやすく伝えることで、それがしっかりとお客様まで伝わっていけば、私と同じような体験を数多く積み重ねていけると思い、心掛けています。
発展途上にある身として、いまの仕事をもっと極めて、周囲の期待に少しでも応えたい。それがいまの目標です。そのためには目の前の課題を一つひとつ解決していくことが大切だと考えています。例えば、仕事の優先順位のつけ方です。これは今日するべき事なのか、それとも明日に延ばしてもいい事なのか。時には迷うこともありますが結局は試行錯誤して体得するしかないので、OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)で学んでいます。当社は若い社員が多いためか、若手に出来るだけやりたいことをやらせようという雰囲気がありますし、仕事を任せてもらえるのでチャレンジのしがいも大きいですね。
私自身、学生時代にロイヤルホームセンターでアルバイトをしており、「お客様第一主義」という企業姿勢に共感し、入社を志望した経緯があります。だからこそ、会社から頼りにされる存在に成長し、3年後には部門長、5年後には副店長、そして店長にまで登用されるよう頑張りたいと思っています。